『Virtual UTMF 2021』へのモチベーション、『UTMF 2022』へのモチベーションを高く維持するため、UTMF参加資格取得までの道のりを想い起こしておく。
何気なく参加した初マラソンは2005年(27歳)『いぶすき菜の花マラソン』6時間35分。知識もノウハウも全くなく、1月にも関わらず半袖・短パン、やっすいシューズで補給も持たずに参加。後半動けなくなって、寒くて、動けなくて、寒くて、地獄だった(笑)。今思えば馬鹿だなぁ~と笑える。その後数回はそんな感じだったか? ただ、この時味わった地獄は忘れなれない。おかげで今も、フルマラソン後半をゾンビ歩きしてる人達の気持ちがよぉ~く分かるし、応援する気持ちが沸く。陸上未経験でマラソンに触れて、そこから徐々にのめり込んで、少しづつ知識・ノウハウ吸収して、ちょっとづつ記録も良くなって、世の中の陸上競技が凄く楽しめる様になった!! 良い出会いだったなぁと今になって思う。
Trail Runningを初めて知ったのは全くの偶然。2009年にNHKで放送された「激走モンブラン!〜166km山岳レース〜」をたまたま視聴した事。この番組に影響を受けてトレラン始めたランナー達が大勢いる。ホント凄い出会いだった。山岳レースって何なん!? 166Kmって!? 鏑木毅!? とにかく衝撃を受けた!! ウルトラマラソンの事すら知らんかった頃じゃなかろうか。42Kmより遥かに長い距離を、しかも山岳を、数十時間かけて走破するレースの存在そのものに衝撃を受け、世界中の猛者の中で日本人が3位表彰台に上っている!! マジでショック、信じられない世界だった(笑) UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン) っていうカッコいい名前にも憧れた。その頃は自分とは全くの別世界の出来事だと思ってたかな。ただただ驚きとリスペクトだった。100Mileレースって存在を知ったのもこの時。
そんなキッカケでしったトレラン、触れられる機会は無いものかと探してみたところ、熊本県に『金峰三山山岳マラソン&ウォーク』なる大会がある事を知る。しかも既に十数年に渡って開催されている。またココでも深い準備は出来ずにとにかく味わってみたくて初参加。2011年・第18回大会・34Kmの部にエントリー、初めて不整地を走るという体験をした。当時はフルマラソン4時間台にようやく入った位の走力、今思えば比較的マイルドな不整地だし、コースの大半は山道かロードだったにも関わらず、ボッロボロになりながら5時間半位でなんとかゴール。改めて鏑木さん、トレイルランナー達へのリスペクトが高まった初トレイルだった。
で、なんとなんとその頃!!
マイヒーロー鏑木毅さんが日本でUTMBの姉妹レースを立ち上げるとのニュースを聞いてまた激しい衝撃。2012年に初開催、名称もUTMF!! めちゃカッコいい!! 富士山で100Mileレース!! テンション上がりまくったのを覚えている。そこから真剣に「俺もいつかは100マイラーに」と考える様になった。
コメント